OUR VISION

「移動」と「まち」の未来を
共創しよう

コロナウイルスの影響とデジタライゼーションの進展により、ウェルビーイングへの意識の高まりやワークライフバランスの重視など、私たちの生活様式は大きく変わりました。

当社はこのような変化を捉え、移動サービスを提供する「移動プラットフォーム」、地域の魅力づくりを行う「まち創造プラットフォーム」が相乗効果を創出することによって、多様な事業者とともに、お客様が求める価値観を実現する「新しい価値」の創出を目指します。

そのために、都心と郊外を結ぶ従来の二極輸送構造から脱却し、沿線各地に「住む・働く・楽しむ・学ぶ」が揃う生活圏としての中核拠点の構築と、拠点間の多様な移動需要への対応を推進しています。

このようなビジョンのもと、今までにない「新しい価値」を創出することによって沿線地域の発展に、ともに貢献していくパートナーを求めています。

沿線価値共創戦略全体図

MESSAGE

お客さまの
「本当のニーズ」に
応えられるような、
新しい価値を共創しましょう!

当社グループは120年以上にわたり、人々の移動を支え、移動の目的となる需要を沿線開発により生み出すことで、人々の生活を支えてきました。

ところが現在、テクノロジーの発達や社会情勢の激しい変化により、社会において対応すべき課題や、未だ満たされていないニーズが増えています。それらは、スピードや広がりの観点等からも一社単独での解決はますます難しくなっております。
まさに外部パートナーの皆様と、ビジョンや課題意識を共有した上での共創が必要不可欠な状況であり、当社グループとしてもそれらに取り組むべく「新しい価値共創室」を設立いたしました。

外部パートナーのみなさんには、当社グループが持つさまざまなアセットや地盤である三浦半島などの沿線を最大限活用していただき、課題解決に向けた事業の可能性を共に模索したいと考えております。
新たな価値創出に向けて、立場を超えて同じ方向を目指していけるパートナーのみなさまに会えることを楽しみにしております。

2024年2月
京浜急行電鉄株式会社
取締役社長 川俣 幸宏

ABOUT

2017年より計3回の実施を通して、
数々の共創を生み出してきた
「京急アクセラレータープログラム」。
2023年度からは、
常時募集・常時推進型にリニューアルし、
より柔軟に課題解決・価値創出を
目指せる仕組みへと進化しました。
互いのビジョンまでも共有し合い、
「移動」と「まち」の未来の変革に、共に挑んでいける
パートナー企業の方々を募集します。

THEME

京急グループが目指すビジョンのもと、
「移動」と「まち創造」の2つのプラットフォームによる
相互価値共創を推進していくため、
今後重点的に取り組みたいテーマとして、
16の事業方針を定めています。

移動プラットフォームの
8つの方針

まち創造プラットフォームの
8つの方針

THEME PLATFORM

移動プラットフォーム

移動プラットフォームの8つの方針

ライフスタイルの変化に応じたダイヤ転換および二次交通再編

  • #地域内輸送
  • #地域交通
  • #モビリティハブ
  • #シェアモビリティ
  • #MaaS
  • #効率化
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  1. 1−1

    ライフスタイル変化に合わせた鉄道ダイヤへの転換

  2. 1−2

    地域交通の整備と路線バスの一体運用による効率化

  3. 1−3

    拠点駅,バス停のモビリティハブ化

  4. 1−4

    シェアモビリティとの共同によるMaaS連携

インバウンド等観光アクセス強化および沿線目的地への流入促進

  • #外国人
  • #インバウンド対応
  • #多言語対応
  • #MaaS
  • #宿泊旅プラン
  • #地域周遊
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  1. 2−1

    羽田でのインバウンド対応の強化

  2. 2−2

    インバウンド向け「時間別沿線モデルコース」構築

  3. 2−3

    三浦半島等にあるアセット,MaaSを活用した宿泊旅プランの展開

  4. 2−4

    地域との連携による多様な周遊チケットの展開

地域拠点・環境対応・防災など駅機能の高度化

  • #カーボンニュートラル
  • #自律移動ロボット
  • #駅保育
  • #気象予測
  • #帰宅困難者
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  1. 3−1

    カーボンニュートラルの推進

  2. 3−2

    先端技術の導入

  3. 3−3

    駅機能の多様化・地域拠点化

  4. 3−4

    大規模災害に備えた支援体制の構築

回遊性を高める鉄道・地域資源のコンテンツ化

  • #地域密着イベント企画・列車
  • #地酒・地野菜
  • #娯楽・レジャー
  • #鉄道ファン
  • #街歩き
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  1. 4−1

    地域資源を活かした,テーマ性の高いイベント列車等の運行

  2. 4−2

    車庫等の社有財産を活かしたイベント,施設等の展開

  3. 4−3

    鉄道および沿線のまちを舞台とした広域エリアでの回遊イベントの実施

京急および沿線地域の魅力を伝えるブランディング推進

  • #デザイン経営
  • #地域活性化
  • #駅別ブランディング
  • #まちづくり
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  1. 5−1

    京急の企業カラーを表現するブランディング,デザイン経営の展開

  2. 5−2

    地域との連携によるエリア単位での特徴を活かしたブランディングとPR

  3. 5−3

    地域の個性を活かした駅別ブランディングとPR

  4. 5−4

    京急グループ社員のまちづくり参画と情報発信

子育て世代等ターゲットを明確にした移動サービス展開

  • #ファミリー
  • #女性向け
  • #高齢者
  • #外国人
  • #快適な移動
  • #ユニバーサルデザイン
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  1. 6−1

    子育てファミリー・女性向けの商品開発等

  2. 6−2

    高齢者・外国人等の移動に困難を抱える方に向けたサービスの展開

  3. 6−3

    京急ファンを対象としたロイヤルティマーケティングの推進

デジタル活用による高付加価値提供とさらなる効率化

  • #自動運転
  • #人流測定
  • #5G・6G
  • #通信技術
  • #遠隔監視システム
  • #非常時対応
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  1. 7−1

    各移動手段における自動運転システムの導入 

  2. 7−2

    人流測定・分析等技術の活用

  3. 7−3

    5G・6Gを用いた遠隔監視システムの活用

  4. 7−4

    平常時・非常時の情報発信体制の構築,リアルタイム発信の強化

デジタル活用による持続可能な次世代メンテナンスの促進

  • #AI
  • #オペレーション効率化
  • #車両・線路メンテナンス
  • #データ解析
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  1. 8−1

    AIによるオペレーション・ノウハウの継承

  2. 8−2

    社内ノウハウ伝授プログラムの展開

  3. 8−3

    メンテナンスにおけるデータの集約・活用

THEME PLATFORM

まち創造プラットフォーム

まち創造プラットフォームの8つの方針

主要駅周辺での住働楽学が充実する大規模開発の推進

  • #多機能複合都市
  • #シンボリック
  • #空間設計
  • #モビリティネットワーク
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  1. 1−1

    住・働・楽・学機能が充実する多機能複合都市開発の実現

  2. 1−2

    駅・まちの顔をつくるシンボリックな景観・空間の創出

  3. 1−3

    多様な主体間の交流によるオープンイノベーションの推進

  4. 1−4

    周辺と連携する歩行者・モビリティネットワークおよび拠点の整備

駅から広がる面的なまちづくりの推進

  • #商店街・裏通り活性化
  • #高架下活用
  • #夜間営業
  • #シェアモビリティ
  • #マルシェ
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  1. 2−1

    商店街等との連携による賑わい創出,表通り以外の未開拓エリア(裏●●)のまちおこし

  2. 2−2

    高架下を活用した賑わい創出

  3. 2−3

    地域と連携したナイトタイムエコノミーの推進

  4. 2−4

    シェアモビリティの拠点整備と地域との連携による沿線エリアの拡大

  5. 2−5

    公共空間(道路空間,公園など)の活用(オープンカフェ,マルシェなど)

歴史的建物や公共施設等の地域既存ストックを活かしたまちづくり

  • #空き家・空き店舗活用
  • #リノベーション
  • #子育て世代流入
  • #地元ニーズ
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  1. 3−1

    施設の用途変更,歴史的建物のリノベーション

  2. 3−2

    暫定利用地や跡地の利活用

  3. 3−3

    空き家・空き店舗活用によるエリアリノベーション

  4. 3−4

    既存住宅地の高齢化に対する新世代の流入促進

  5. 3−5

    地域のニーズに応じた施設のフレキシブル利活用

デジタルとリアルが融合したまちづくり

  • #マーケテイング
  • #デジタルツイン
  • #仮想空間
  • #バーチャルイベント
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  1. 4−1

    オンライン・オフラインが融合したマーケティングの展開

  2. 4−2

    デジタルツインを用いた効率的な駅・まちづくりの推進

  3. 4−3

    VR、XR、メタバース等を活用したバーチャルイベント開催,マーケティング推進

  4. 4−4

    Web3.0*,NFT*,DAO*等を活用した新たな駅・まちづくり

Web3.0:インターネットの進化形。ユーザーが中心で,権力分散したウェブ。
NFT:デジタルの証明書。アートやゲームなど,個々のデジタルアイテムのオーナーシップを確立。
DAO:コミュニティの自己組織化。民主的な意思決定でプロジェクトを運営。

水辺のライフスタイルの実現を通じた沿線イメージの確立

  • #河川空間活用
  • #海沿い空間活用
  • #水上交通
  • #シーサイドリゾート
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  1. 5−1

    多摩川,大岡川等の河川空間の利活用

  2. 5−2

    臨海部の積極的な開発,水辺の空間整備

  3. 5−3

    地域と連携した水上交通網の整備(大岡川,三浦半島など)

  4. 5−4

    都市近郊リゾートみうらにおけるシーサイドリゾート化

自然と共生した環境保全型のまちづくり

  • #自然のある暮らし
  • #グリーンインフラ
  • #農業体験
  • #気候変動
  • #社有林活用
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  1. 6−1

    自然環境と調和した駅・まちづくり

  2. 6−2

    気候変動に対応したグリーンインフラの導入

  3. 6−3

    市民農園等を通じた「住+農」の体験づくり

  4. 6−4

    都市近郊社有林の健全管理

ワーク・観光・スポーツ等の多様な「住働楽学コンテンツ」の導入

  • #コワーキング
  • #ワーケーション
  • #観光
  • #スポーツ・eスポーツ
  • #サブカルチャー
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  1. 7−1

    コワーキング,ワーケーションなど沿線の特性に応じた多様な働き方の実現

  2. 7−2

    ストーリー性のある観光プランの推進

  3. 7−3

    スポーツを活用した地域活性化(プロスポーツ,eスポーツ,アーバンスポーツ)

  4. 7−4

    アニメ・漫画・映画等のコンテンツとの連携による地域活性化

子育て世代・外国人・高齢者等の
多様性を尊重する地域コミュニティ構築

  • #移住支援
  • #住み替え
  • #多拠点居住
  • #コミュニティ形成
  • #多様性尊重
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  1. 8−1

    子育て世代・外国人等の移住支援

  2. 8−2

    各世代のニーズに応じた沿線での住み替えの促進

  3. 8−3

    多拠点居住など多様な住まい方の実現

  4. 8−4

    沿線における多様なコミュニティの構築(子育て世帯におけるWeaveeの活動など)

AREA

京急電鉄の沿線には、ビジネス拠点として国内屈指の立地を誇る品川、
世界からも評価の高い空港を抱える羽田、豊かな自然を堪能できる三浦半島など、多彩な顔を持つ魅力的なエリアが広がっています。
テーマをご検討いただく参考情報として、各ゾーン・エリアの特性、京急グループが目指す「新たな沿線まちづくり」の形をご紹介させていただきます。

京急がめざす「多極型まちづくり」

京急がめざす「多極型まちづくり」では、沿線地域の特性に応じて、

  • 2つの最重要拠点
    「デュアルコア(横浜・品川)」
  • 2つのゲートウェイ
    「デュアルゲートウェイ
    (品川・羽田)」
  • 沿線全体を活性化する
    3つのゾーン内の
    5つの中核拠点

を設定し、それぞれ,住む,働く,楽しむ,学ぶ機能が揃い,その中核拠点間と,多様な移動需要を創出する,
分散型の”新しいまちづくり”の実現を目指していきます。

※図内の地域名称(一部除く)をクリックまたはタップすると、それぞれの沿線地域がもつ特性・目指す方針の詳細をご覧いただけます。

成長トライアングルゾーン

  • 最重要拠点としての品川開発(京急が街を主導)
  • みなとみらい,関内地区など横浜主要部での積極的な開発参画
  • 蒲田,川崎エリアの価値を活かしたさらなる開発推進
  • 鉄道ダイヤ改正による利便改善と一体化した沿線開発

持続可能な郊外住宅ゾーン

  • 住働楽がそろった中核拠点(生活圏)づくりの推進
  • 住民主導の多世代共生まちづくりによる定住促進
  • 新住民の流入促進による子育てしやすいまちづくり推進

都市近郊リゾートみうらゾーン

  • 沿線外(品川・羽田経由)からの滞在先(ディスティネーション)
  • 沿線から何度も通う場所へ(レジャー,ワーケーション,多拠点)
  • 駅前や観光地における拠点整備と混雑分散化

INITIATIVE

過去参加者の声

アクセラがきっかけで
ユーザー数が100倍になりました

お世辞抜きに影響力は大きかったです。

品川駅で傘シェアリングサービスの実証実験を実施

傘シェアリングサービス「アイカサ」で、
品川駅西口エリアにおける『雨の日の新しい移動体験』を!

https://www.keikyu.co.jp/company/news/2019/20190618HP_19066AK.html

株式会社Nature Innovation Group アイカサ
代表取締役 丸川照司

同じスピードと熱量で取り組むことができ、
会社の規模やカルチャーの差を
全く感じませんでした

三浦半島エリアでキャンピングカープランのサービスの実証実験を実施し、事業化を達成

京急電鉄とCarstay、三浦半島の「バンライフの聖地化」目指し協業開始

https://www.keikyu.co.jp/company/news/2020/20201013HP_20085IT.html

Carstay株式会社
元取締役 岩本舜夫

アクセラで仮説検証したプロダクトが、
IPO時には売上の半分以上を占める
事業へと成長しました

京急イーエックスインのホテルにて予約エンジンを導入

tripla株式会社サイト内に事例インタビューを掲載いただきました

https://tripla.io/portfolio-item/keikyu/

tripla株式会社
代表取締役CEO 高橋和久

プログラム中に経営陣の方と
直接交流する機会があり

検証や議論が進めやすかったです。

三浦半島でヘリコプターの実証実験を実施

京急電鉄とAirXが資本業務提携始

https://www.keikyu.co.jp/company/news/2021/20211025HP_21072IT.html

株式会社AirX
代表取締役 手塚究

みなさまからのご応募を
心よりお待ちしております。